凡々ブログ

思ったことを書く、それだけ。

歳をくっただけでは大人にはなれない

 

 

亀の甲より年の劫ということわざがあるように

年長者の経験や知識などは尊ぶものという風習がありますよね。

 

 

その反面、若い人は老害なんて言葉を平気で多用しちゃう時代だし、

 

皆が気づいている、身をもって感じていると思うのですが、年齢を重ねただけの人を大人と言うのは少し抵抗がありますよね。



逆に若い人でも、心から尊敬したり憧れたりしちゃう人っていますよね。




その違いは何によって生まれるんだろう。中身のある大人になるにはどうしなきゃいけないんだろう。



って考えた時に、真っ先に思い浮かぶ差異は人生経験なのではないかと思うんですよね。それは単に苦労したかしてないかとかではないんですよね。大変さ、苦労の大きさ、何が辛いかは人によって異なりますから。だから、どれだけ苦労したかではなく、その困難とどう向き合ったのかが人生経験の実り、ひいては充実した齢の重ね方に大きく関係しているのではないかと思うのです。



この間、ふと、思いました。


年を経る毎に物事に対する享受性能の低下が著しいなと。やっぱり、知識として得るのと体感するのとでは合理性というか効率の良さの差異が大きすぎるなと。



だから、若いうちなんですよね。同じ物事を経験し向き合うにも、若い頃の方が得るものが多いのです。向き合い方に深さがあるのは齢を経てからかもしれないですけど、それは過去を振り返ってみた時でも十分だと思うのです。やはり年齢を重ねるごとに多くを学んでいくわけですから、驚くことや新鮮なことは減り、先入観なしで何かと向き合うことというのは困難になってくるわけです。そういう習慣をつけておくことが大事だと思いました。それこそ若いうちだけです。




若いうちにたくさんのことを経験し、失敗し向き合い、楽しみ、笑顔がクセになるようなおばあちゃんになりたい。





世の中の理不尽さとちゃんと戦っていきたい。





向き合いながら受け入れ受け止め

自分の中で勝手に世界を狭めない。






これは私の人生の目標になる。